ダイエット日記

はじめに

これは25年間「減量」という名の怪物に囚われている私の解放の記録です。

身長155㎝と少しの私は、体重が50キロ台だった記憶がありません。高校1年時の61キロが憶えている限りでは最も古い数字です。

とにかくいろいろなダイエット方法を試しました。アメリカ製の高いダイエットブックを買ったこともありましたし、勧められるがままにコースを増やしたエステでは、車1台分程の費用をローンで支払いました。どの方法でも努力すればすぐに8キロぐらいは落ちました。そのまま継続できればどの方法でもダイエットは成功できたでしょう。しかし私はこつこつ続けることが大の苦手。更に悪いことに少し体重が落ちると、ご褒美と称して今まで抑えていた欲求を一気に爆発させてしまうのです。お腹いっぱい食べてよかったリセットダイエットでもそうでした。「1週間炭水化物は食べられない」とマイナスなイメージでしか捉えていない為、期日が終わると控えていたものばかりを食べてしまうのです。これでは何の為に頑張っていたのかわかりません。結果は当然リバウンド。ああ、また痩せなくては→でも食べたい→食べてしまった→持続できないだめな私→また頑張ろう→でも食べたい・・・・・出口のないスパイラルを延々と辿っていました。

太っていることは体に負担がかかるだけではありません。少し痩せては太ることを繰り返しているうちに、達成できない自分を責め嫌うようになり、また、満腹感を越えてのカロリー摂取は自律神経に影響を及ぼすのか、食べ過ぎた翌朝はめまいや吐き気、さらに気分の落ち込みがし、仕事を休むこともありました。

今私の体で何か良くないことが起こっているのは分かっている。分かっていても、コントロールできない。このままでは良くないと知りつつ、食べることはやめられない・・・・。

この迷宮から抜け出すには、理想の体を手に入れるか、諦めて現状を受け入れれば楽になれるのですが、結局どちらにも決断できず、不毛な悩みを抱え、自分に言い訳をしながらやり過ごすだけの毎日。「明日から、明日から」を繰り返し、気がつけば25年、4半世紀も経ってしまっていたのです。

毎年桜の季節になると、私は自分を責めていました。「ああ、またこの1年、何も変われなかった」と。短い期間に精いっぱい咲き誇り、潔く散っていく桜。その強い美しさが私は大好きなのですが、痩せられないことへの劣等感ばかりで、心から桜の季節を楽しめませんでした。

でも、今年は違う気持ちで桜に向かい合えそうです。

笑顔で、そして胸を張って。

まずは私が宮医堂のドアを叩く前の話をしましょう。

私が住んでいる町からだいぶ遠い所に年に1度しか行かない用があり、その帰りに初めて寄った豊洲のららぽーとで、「気功の力」(平凡社、2007年10月、http://www.kyuido.com/houdo.htm,、スタッフ)という本を主人が手に取ったことがご縁でした。掲載されている数ある治療院の中で、宮医堂は痩身のみの施術。よっぽどの自信があるのだろうと、同業者の主人は興味を持ちました。

「ここ良さそうだから、体験で一度試してみたら?」

「ふーん、そのうちね」

そんな会話をしたのが2007年の秋でした。

小学校高学年からポッチャリし始め、大学以降は体重72キロでほぼ横ばいだった私でしたが、その秋の1・2ヶ月の間に急激に大きく「育って」しまっていました。もう怖くて体重計に乗れないぐらいに。

原因は分かりきっていました。

過食です。

仕事が終わりに近づくと、考えることはもうひとつしかありません。

「帰ったら何を食べよう」

帰り道にスーパーに寄るのですが、思考が壊れて「選択する」ということができないので、鬱気味の時は何にするか決められず店内を長時間うろつき、逆に躁状態の時は食べたいと思ったものを片っ端からカゴに入れました。主人と食べる夕御飯の材料とは別に、お弁当や総菜、菓子・ジュース類から果物まで自分用に買うのです。部屋に帰るとすぐさまそれらを広げます。テーブルが食べ物で溢れていることが幸せでした。そして味わうことよりも胃がパンパンになることが満足でした。動けなくなるまで食べないと満たされなかったのです。尋常ではない量のゴミは目につかないよう隠し、遅く帰って来た主人と何食わぬ顔で更に夕御飯を食べるのです。

お金も健康も急速に失っていましたが、「今日だけ、今日が最後」を何日も繰り返し、いつか取り戻せると甘い気持ちでいました。

自分の目とは恐ろしいものですね。見慣れた家の鏡では、実際より体が細く見えるのです。ある日職場のトイレで姿見に映っている自分を見て、目を疑いました。明らかに体が大きくなっていたのです。おかしい、なんだか変、私の体じゃないみたい。そう思いはしたもののまだ他人事のようにしか現状を捉えていませんでした。

家に帰って主人に聞きました。「もしかして私大きくなってる?」

彼は即答しました「だいぶ前から気付いていたよ」と。

体が重くなり、歩くことにですら違和感があったり、夕方になるとめまいと頭痛・浮遊感があったので血圧が高くなっている自覚はありましたが、それでも私は食べ続けていました。仕事で精一杯頑張っているんだから、これは自分へのご褒美なんだと言い聞かせて。

ところがある夜のこと、太っている自分に初めて恐怖を感じた出来事が起きたのです。

その日は仕事から帰ると気持ちが悪く、横にならないといられないほどでしたが、とにかく何か食べないと気が済まないので、菓子パンや総菜を口に押し込んだ後布団に入りました。血圧が相当高いのか、こめかみのあたりがドクンドクンと脈打っています。仰向けになってパンパンに膨れたお腹をなでていると、頭の左側がじわーっと温かくなり、そこだけ感覚が薄れてきたような気がしました。気持ち悪さも引かないのですが浮遊感の方が強くなり、眠いのか意識が遠くなってきたのか分らなくなって、このまま死んでもおかしくないな・・・とぼんやりと考えていました。

その刹那、私の中で「このままでは死ぬ!」という強い声が聞こえました。なぜか「死」がすぐ傍にあることがわかり、今までに感じたことのない恐怖を覚えました。そして今日までの怠惰な生活がその原因だということが、やっと身を持って理解でき、欲望のままに食べ続けていた自分をとてもとても恥じました。

恐怖をひとりでは抱えきれず、帰宅した主人に報告しました。「私このままでは死ぬ」

彼はまた即答しました「間違いなく死ぬよ!」

「だから宮医堂を薦めたのに、全然真剣に考えてないみたいでがっかりしてた」

主人の優しさも分らないほど、私は食べることに取り憑かれていたのです。

死の他に、私はもうひとつ怖さを覚えていました。それは自分自身にです。自分の体が危なくなっているのに、察知できなかったことがショックでした。視覚にフィルターを掛けて、現実を誤魔化していたのかもしれない。鏡の中の私は他人の目に映る姿と実際は違っているのかもしれない。私が私をだましているのかもしれない。初めて味わう恐怖でした。自分を疑わなければいけないほど、私の体は鈍化していたのです。

ある種の絶望の中にいましたが、しかし不思議と明るい気持ちでした。

もう食べ物に固執するのは終わりにしよう。私はもう充分食べた。

食べること以外の幸せを見つけられたら、違った世界が見えるような期待があったからかもしれません。

その翌日に体験希望のメールを送信し、宮医堂を訪れることにしたのです。

2007 12/2(日)15:00

まずは体験してみようと主人と一緒に池袋へ。ビルの外観から想像していたより、室内が明るく清潔感があってホッとする。院長先生はまだ施術中なので、壁に貼ってある資料を眺めて待つ。おぉ、ナターシャ・スタルヒン。彼女の書いた酵素の本は読んだ。栄養補助食品は酵素・カルニチン・Q10・αリポ酸。おぉ、サプリメント全部持ってる。何だか私に合いそうだと、急速に親近感が湧く。体験談を読んでみると、目につくのが「空腹感もなく・・・」「野菜サラダと味噌汁」という言葉。

なに、空腹感がない?ダイエット=空腹との戦いでは?野菜中心の食事は分かるけれど、タンパク質は摂らなくていいの?筋肉が痩せちゃうのでは?と頭の中が疑問符で一杯になる。

問診票に体重や体の諸症状等を記入。減量の目標は思い切って30kgと書いた。夢の夢だけれど、40kg台になれたらどんなに幸せだろう。実現できるかどうかは宝くじに当たるのと同じぐらいの確率にしか思えないけれど、ためらわずに手がそう動いた。

票を見た先生は驚くこともなく「10kg・20kgは問題ないね。30kgは時間かかるね」と淡々と仰る。あれ?と拍子抜け。あまりにも簡単に話をされるので、キリキリと巻き上げた心のネジが一気に緩んでしまった。でもそんなにあっさり断言しちゃっていいのだろうか?先生が押し付けるでもなく話をしている様子を見ると、やはり相当自信があるようだ。

治療の前にまずは計量。何キロになっているだろう、恐ろしい。

結果は体重80kg・内臓脂肪45・5%・内臓年齢60才!

体重よりも内臓年齢に打ちひしがれる。60才・・・60才とは・・・。

先生曰く「内臓は老人なのに20代の食べ方をすれば処理しきれなかった分が脂肪になるのは当然」なるほど、その通り。

ここ最近で急激に太ったことに合点がいった。

うなだれてベッドへ。

整体はいろいろ試した私だけれど、初めて受ける内容ばかりで驚いた。

硬くなっている背中の奥まで圧が届く。みるみるまに血が通って温かくなるのが分かった。手の平から良い気が出ているのも感じる。(これはいいかも)と思っていたのも束の間、足腰の圧は涙が出るほど痛い!

これを毎回やるの?き、厳しいかも・・・。

激痛に耐えながらの治療が終わって体を起こすと、驚くほど軽い!

この軽さをまた感じられるなら、痛いのなんてへっちゃらかも。

待っている主人のところへ戻り、再度先生からお話を伺う。

驚いたことに主人が「通った方がいい」と即決。当の私はまだ決め兼ねていたので、次回も体験でお願いすることに。

治療院を出て階段を降りると、足の軽さにまた驚く。まるで羽が生えたように、軽々と足が動く。

今までにない感覚に、宮医堂のお世話になることをほぼ決めていた私だった。

帰宅後、常備していた菓子類を全てゴミ箱へ捨てる。1kg落とす為にかかるお金と、捨てたお菓子の代金を比べたら、どちらがもったいないかは明白。

夕食は味噌汁のみで済ませ、いつもの病的な食欲はなかった

12/4(火)

1日空けて渋谷へ。体重を計ると78.1kg。

食事を変えただけで2キロも落ちた。月曜から野菜中心のお弁当も職場に持参している。先日までの食べたいという切迫した欲求はもうない

主人が本契約を薦めてくれ、今日から毎日通うことを決めた。彼の優しさで目が覚めたような気がする。彼の気持ちに応える為にも頑張らなくっちゃ! 考えが前向きになれば、体も反応して変わってくれる。あんなに食べたかったのは何だったのだろう? もしかすると食べたがっていると思い込んでいたのかもしれない。体ではなく頭だけで。帰りが遅かったので、夕食は摂らなかったが、平気だった。

12/5(水)体重77.0kg 脂肪44.7%

面白いように体重が落ちる。舌が敏感になり、野菜がおいしく感じられる。トマトの甘みが嬉しい。今までは味わって食べていなかったのだと思い知らされ、反省。

治療はまだまだ痛いけれど、お腹はだいぶ楽になってきた。

12/8(土)体重75.8kg 脂肪44.0%

火曜から今日まで5回の治療で2.3キロ落ちた

昼のお弁当には、茹でたキャベツと白菜を鰹節で和えたもの、もやしと竹輪の辛子醤油和え等、主人の夕食の付け合わせを詰めていった。トマトが殊更おいしく感じられるので、毎日食べる。

全体の量は多くないけれど、しみじみと味わえば食べたという満足感が得られる。

夕御飯は食べなくても平気になったので、1日1食の日がほとんどだった。でも元気。寝付きも目覚めも良くなって、朝起きた時、体が軽いのが嬉しい。

帰宅するとお腹一杯食べて、時間が経たないうちに寝る毎日だったので、起床時は重くてだるいのが当たり前だと思っていたけれど、自分に可哀そうなことをしていたんだなぁ。

12/13(木)体重74.3kg 脂肪42.5%

今週も毎日渋谷へ。帰りは乗り換え駅で降りて2駅分、約50分歩いて帰ることにした。治療の後は体がポカポカ温まるので首から下は平気だけれど、鼻の頭と耳が冷たくて、暑いのか寒いのかわからないまま、てくてく歩く。体にいいのか、悪いのか。途中、食べ物屋さんの前を何軒も通る。中でも胃液分泌を促すのが、焼肉屋さんとカレー屋さん。匂いってすごい吸引力を持ってるなぁ。でも今の私は香りだけでOK。胃を膨らませなくても満足できることを知ったのだ。

12/14(金)体重74.1kg 脂肪42.6%

治療院から帰って来ると、体はだるくて眠いのに何故かイライラする。寝てしまえばいいのに、迷った挙句、お煎餅とりんご等家にあったものを食べてしまった。買って食べなかっただけ進歩したけれど、衝動的な欲求には負けてしまって反省。楽しく食べられなかったから食べ物にも、申し訳なかった。食事は心から美味しいと感じて、食べられて良かったと思えないと、体とリンクしないんじゃないかと思った。太っている人でも、痩せている人でも。正しく消化しなかったり、栄養になってくれないんじゃないかって

12/16(日)体重73.4kg 脂肪42.7%

昨日は月に一度のお稽古の日。先生のお宅で昼食をごちそうになる。治療を始めてから食べるのを避けていた炭水化物・スパゲティが出た。でも楽しく美味しく食べて大満足。帰りに地元のフィットネスに寄って1時間半程マシンで歩く。2月のオープン時に会員になったものの、ほとんど通っていなかったのを、最近再開したのだ。エネルギーになるものを食べたせいか、少しきつめのメニューでもどんどん歩けた。なるほど炭水化物もこうやって消費すれば怖くない。普段に比べてかなり量を食べたけれど、今日治療院に行ったら体重はちゃんと減っていた。内臓脂肪はどうなんだろう、許容範囲か? 食べ物と仲良しになることは楽しい。でもまだまだ難しい。

12/20(木)体重72.7kg 脂肪41.5%

今週は治療院の帰りにフィットネスへ寄っていた。面倒でも行ってしまえば1時間ぐらいは体を動かすし、家にいない方が食べなくて済むから一石二鳥。いや、三鳥かな。落ちるのが早くなるしね。そのせいかどうかは分からないけれど、1日で脂肪が0.7や0.5%落ちた。

体験時から筋肉量は変わっていないので、本当に脂肪だけが落ちていてびっくり。自己流ダイエットではこうはいかない

私が入会しているフィットネスは、女性の割合が多い。規模としては小さいしプールもないけれど、スタジオプログラムが充実している。ホットスタジオも今は無料で参加でき、ハタヨガからルーシーダットン、ベリーダンスやラテンダンスもある。

私はホットルーシーに何度か参加したけれど、贅肉が邪魔でうまくポーズがとれなかった。ホットルーシーでも後半はかなり息苦しかったから、ホットベリーやラテンはかなりきつそうだ。

私のいつものメニューは、最初にストレッチの代わりにブルブルマシンで10分体をほぐし、その後はカーディオで傾斜を組み入れた体重減らしのプログラムを20分×2歩く。マシンごとにテレビがついているので、好きな番組を見ながらだと黙々と歩くよりも早く時間が過ぎる。まだ走るのは無理なので、調子の良い時は30分を2本にする。更にもう1プログラム足すと、1時間半で400kcal程消化できる。最後にまたブルブルマシンで体をほぐして終わり。走れるようになれば、もっと楽しいだろうな。

12/22(土)体重72.5kg 脂肪41.8%

昨日は職場の忘年会。いいリズムで落ちてきたのでできれば欠席したかったけれど、あんまりキリキリしても周りとの軋轢ができてしまうので、楽しんで食べることにした。ありがたいことに揚げ物などはなく、ヘルシーメニューばかり。お酒は全然飲めなくなっているので、ウーロン茶をちびちび。冷たい飲み物は避けているし、のどが渇かなければ水分も控えているのから。早い時間から始まったので、1次会終了が8時。2次会には出ずに、家までの2駅を歩いて帰った。

そして今日はお友達の家へ。昨日食べた分の調整で、お昼は野菜スティックと豆サラダ。差し入れでクリスマスのカップケーキがあったけれど、特に食べたいとも思わないので、遠慮する。食べる量が少ないことを聞かれて、宮医堂に通い始めたことを話すとお友達も興味津々。その後渋谷へ。総院長先生に初めてお会いする。内腿、胸線の圧が本当に本当に痛くて、脂汗が出る。いつか痛くなくなる日が来るんだろうか?

12/24 (月)体重71.1kg 体脂肪40.9%

土日の予約は11時が多かったので、診察券も確認せずに行ったところ13時だった。恥ずかしい・・・。治療後行く予定だった用事を先に済ますことに。近くの本屋で待っていた主人に予約時間の勘違いを話し、白金台へ。ホテルの中の庭園を見に行ったけれど、期待していたよりも感動がなく、近くのBOOK・OFFで時間を潰す。と、トイレに行きたくなったので、店員さんに場所を聞いて借りる。食べる量が少なくなったので、便意がたまにしかない。チャンスは逃せないので、少しでも気配があればトイレへ行く。食べる量にかかわらず、体が滞っているときは重い感じがする。逆にトイレが近い時は体が軽くて、翌朝の落ち具合が違っていることに最近気がついた。今日はチャンスかな。カルテに載せる数字を少しでも減らしたくて朝から水分も摂っていなかったから、2時間の間違いはきつい。これからは診察券をちゃんと見ないと。体重はやっと見慣れた数字まで戻ってきた。気を抜かずに頑張ろう。

12/26(水)

今年最後の予約を入れていたのに、人身事故で電車が途中で止まってしまい予約時間に着けそうもないので、泣く泣くキャンセルに。来年1/8まで2週間も空いてしまうのがかなり不安。

ここまで18回が終わった。体験時から比べて体重は8.7kg、脂肪は4.7%の減。このぐらいまではいつも落ちていたけれど、この先はわからない。

ちょうど治療院が休みになることが、神様が与えた課題のような気がした。ここで頑張れるか、頑張れないか。何回も繰り返した失敗を越えられるチャンスだ。私はもう自分にがっかりしたくない。

治療院に行けなかったことは残念だったけれど、これにも何か意味があるのだろうと思いつつ、フィットネスへ。テラスで運動前のゼリーを飲んでいると気配を感じ、振り向くと2年前に出て行ってしまった猫にそっくりな黒猫が驚いた顔でこっちを見ていた。「メイちゃん?」と呼びかけてみると、逃げるでもなくその場に目を閉じて座り込む。生粋の野良猫で人に懐かなかったメイ。感染症だったのか目ヤニで瞼がふさがって母猫からはぐれてしまっていたところを見つけて、ミルクから育てた。拾った時は200g。手のひらに収まるぐらいしかなかった。気が強い割に臆病で、脱走してはすぐに怖がって戻ってきていたのに、ある夜気配もなく窓から出て行ったきり行方が分からなくなっていた。いつかひょっこり、全く変わらない姿の彼女に会えそうな気がしていたけれど、この猫は本当にメイなのか。フィットネスジムは家から1キロ以上は離れているし、道路もたくさん渡らなければいけない。彼女がこんなところまで来れるとは到底信じられなかった。そうだ、しっぽ。メイのそれはとても短いカギ尻尾だった。目の前の黒猫は立ち上がって植木の根元を嗅ぎまわっている。何とか確認したいとテラスから降りかけると、ただならぬ気配を感じ取たのか、ニャッと柵をくぐって逃げてしまった。チラリと見えたそれは、残念ながらメイよりも長いような気がした。そうだよね、メイであるはずはない。もう2年近く経っているんだから。でも、嬉しかった。ちゃんと見てるよと、彼女が今だけ現われてくれたような気がして。ささいなことでも頑張っていれば、神様からのご褒美がある。食べ物で埋めあわせなくても、こんなふうに心を満たしてくれることがちゃんとある。年末年始の自己管理が不安だったけれど、きっとやれると自信が湧いてきた。そして誰にともなくありがとうと言いたい気持ちになった。ありがとう、私頑張れてます!

2008 1/6(日)体重69.2kg 脂肪38.4%(フィットネスで計測)

治療院が休みの間の結果。12/28朝の体重は68.8kgで2年ぶりに70kgを切った。仕事は午前中まで。12/30日から旅行に行くので、29日しか大掃除をする日がなく、ほとんど食べずに動き回っていたけれど、それでも全部は終わらなくて、窓掃除は翌年へ持ち越し。旅行中も必要以上には食べず歩き回っていたので、帰ってきて体重を計ると70.4kgでそれほど大きく戻ってなくて一安心。旅先では出雲蕎麦ばかり食べていた。昔祖母が打ってくれたいわゆる田舎蕎麦のような黒っぽい色で、私の好きな味。前回の年末旅行は戸隠へ行ったのでやはり蕎麦を食べたけれど、私は出雲蕎麦の方が好み。宿泊は出雲大社の近くに素泊まりだったので、何か軽く外食をと思いながら駅を降りると、まだ7時前だというのにあたりは真っ暗。一軒だけ焼肉屋が開いていたけれど、満席の為だいぶ待って8時半頃やっと席に着けた。正直全く期待しておらず、とりあえず空腹を満たす程度でと思っていたら、あらびっくり、とっても美味! 主人も「今日は気にせず食べよう」と言ってくれたので、心ゆくまでお肉を堪能。トンビという腕の肉が珍しく島根ではそのお店でしか扱っていないとのことで食べてみたら、赤身なのにとろけるように柔らかい。脂身がない分あっさりしているのでいくらでも食べられそう。思いがけない味に出会えて大満足だった。ありがたい、ありがたい。あいにく天気は大荒れで吹雪いていたけれど、松江城の近くのお肉屋さんの島根牛のコロッケも熱々・トロトロで美味しかったな。あれ、食べ物のことしか思い出がない? 帰りは寝台電車「サンライズ出雲」で横浜まで帰路に就く。車内は木の温もりが素敵な内装で、長旅も全く苦ではなかった。今回の旅は大満足で、また島根に来たいと思えた。同姓と訪れた方がいろいろ回って楽しめるかもしれない。

元旦は毎年主人の実家ですき焼きを食べるのが恒例。私は義母の煮物が好きで楽しみにしている。お腹いっぱい食べて、特急で帰宅。東武のスペーシアは私のお気に入りの電車だ。乗り心地がとってもいい。30分だけしか乗らない、実家へ帰る時のささやかな贅沢。

1/2朝の体重は昨晩結構食べたけれど、70.8kg。1/4までは掃除の続きをしたり、1日3回半身浴をしたり、なるべく座っている時間をなくすようにこまめに動いていた。どうしてこんなに頑張れるのか、じぶんでもまったくもって不思議。根気がなく意志が弱いことを自覚していたから、何度ダイエットに挑戦しても、自分が信用できなくてどこかで不安を抱えていた。体は素直で敏感だから、そういう私の弱気が悪循環を生んでいたのかもしれない。弱気はマイナスの気だ。良くない気が溜まれば、体は滞る。「病は気から」という言葉は、「病気も気持ち次第で良くも悪くもなる」という意味だと思っていたけれど、「気の善し悪しが体に影響する」ということなのかなと考えたり。

そして今日、フィットネスが営業を始めたので早速行って体重測定。体重もさることながら、体脂肪がかなり落ちているのが嬉しい。こうやって結果が数字に出るとドンドンやる気が湧いてくる。飽き症の私が続けられるのも、努力がはっきりと目に見えてわかるからかもしれない。今年はどんな私になれるのか、すごく楽しみだ。

1/8(火)体重69.2kg 脂肪38.7%

今年最初の治療に渋谷へ。「お正月を挟んでも体重が減っている患者さんはいないよ」と誉められて、少し得意になる。ちゃんと自己管理して頑張りましたからね。そういえば、「頑張りましたよ」と胸を張って言えるのも久しぶりかも。自信を持てるのはいいことだ。今月の26日には楽しみにしている予定がある。友達と品川プリンスホテルのランチブッフェで食事会をするのだ。着て行こうと思っているワンピースがあるので、入るようにあと3週間弱更に頑張ろう。

1/11(金)体重68.7kg 脂肪38.3%

今週も毎日渋谷へ。帰りにはフィットネスで1時間程のウォーキングも続けた。体重に比べて脂肪が落ちていないのががっかり。

以前体重と脂肪は交互に落ちると聞いていたので、あまり気にせず毎日続けよう。少し前に流行った頃に買ったMIKAKOのインスパイリングエクササイズを、お風呂上りに始めてみることにした。DVD付なので一緒にレッスンできるので続けやすい。骨盤調整中、左側が「ゴリッ」と音をたてる。私の体は左側に捻れているので歪んでいるのは間違いない。気持ちよいような痛いような。立ち姿が綺麗な自分を、目を閉じてイメージするように努める。マイナスな潜在意識を払拭しなくては。

1/14(月)体重67.8kg 脂肪38.9%

今日は祝日で11:30の予約。朝だから体重は減っているけれど、脂肪は高い。代謝が初めて1277kcalにダウン。今までは1300kcalを切ったことはなかったのに。最近何となく体が重たくて滞っているような感じがする。年末年始で施術していなかった間に、また気の流れが悪くなったのかな。

1/15(火)体重68.7kg 脂肪37.9%

ずっと野菜中心にしてきたけれど、やはりエネルギー切れというか、代謝が落ちているような気がして、昨日は普通に食べてみた。そうしたら今日は体が軽くなって状態がいい。体が燃えているというか、気がうまく流れているのがわかる。治療前の測定で、「食べたので体重は増えているけれど、代謝は上がっていると思います」と申告したらその通りだった。
1日で体脂肪が1%も落ちたのは不思議。その日その日の数値にはこだわらず、1週間なら1週間でトータルで見るように院長先生が仰っていたので、一喜一憂しないようにしよう。数字も大事だけれど、体の声を聞いて、食べたい時は罪悪感を持たずに食べるようにしなくては。ダイエットがうまくいくと、今度は食べることに恐怖感を持ってしまう。食べれば食べた物の重さ分増えるのに、すべて脂肪として増えたと思ってしまう。食べないで減らすことは簡単だけど、食べたらきちんと消費できる体にしなくてはすぐリバウンドしてしまうから、ダイエットは終了した後の方が大変かも。むむ、またしてもちょっと自信がない・・・。悲しいかな挫折が身についてしまっているので、成功のイメージがまだ描けないのだ。潜在意識にそのマイナスイメージが刻まれている限り、手枷・足枷になって成功を阻んでしまう。やっぱり最大の敵は、食べ物ではなくこの私自身だ。痩せた自分が想像できないのは、大問題!

1/20(日)体重68.0kg 脂肪38.7%

先週は体調があまり良くなくて、仕事帰りに渋谷へ行くのがつらく、水・木はキャンセル。何だか年が明けてから、なかなかもとの軽い体に戻れなくてきつい。停滞期なのか。
フィットネスにも行っていなかったので、体脂肪は増えてしまった。昼もお弁当は持っていかず、蕎麦等外食が多かった。私の悪い癖がちょろちょろ顔を出し始めている。結果が出ないと、すべてが無駄になったと思ってすぐに自棄になってしまうのだ。長いスパンでじっくりことを進めることが出来ないので、目先の結果で一喜一憂してしまう。1日100gでも毎日続ければ1ヶ月で3kg、1年で36kgも減量できる計算になる。半分の50gでも年間で18kgだ。大事なのは地道に続けること。翌朝500g減っていると思って、200gしか落ちていないとがっかりして、やる気が失せる私はせっかちで、マイナス思考だ。ダイエットはプラス思考・前向きでないと成功しない。喜びが次の努力へつながるから。私はまだ後ろ向きの尻尾を引きずっている。

1/25(金)体重67.7kg 脂肪38.1%

今週もほぼ毎日通ってフィットネスも寄って帰ったけれど、思うように落ちない。やはり停滞期かな。今までが順調すぎた分、数字が行ったり来たりすることがもどかしい。どんどん減る時はやる気も出て空腹も快感だけれど、滞っている時はストレスになってしまうから怖い。マシンで汗を流し夕食は食べず、半身浴に体操をして寝ても、次の朝まったく変わっていないと本当にがっかりする。

でもダイエットは本当は苦しいものじゃない。体がどんどん変わる、楽しい体験なのだ。治療を始めた頃の気持ちに戻って、また新しい気持ちで取り組めるようなきっかけがあればいいなと、ちょっと他力本願。

さて明日はいよいよ楽しみにしていた友達との食事会。着ていく予定だったワンピースは入りはしたものの、服のつくりが体型に合わなくて、悩んだけれど違う洋服にする。姿勢は以前に比べるとよくなったけれど、ずっと猫背だったせいか肩甲骨のあたりの肉はとれず、丸まってしまっている。まだまだ贅肉だらけだから、絞っていけばいつかはとれるかな。今の私にはぴったりとしたパンツとシャツがすっきり見えるようだ。友達とは半年以上会っていないので、どんな反応か楽しみ。

1/26(土)

今日は待ちに待った品川プリンスホテル「HAPUNA」でのランチブッフェ。品川の改札で友達を待つ。今日会う3人のうち2人は半年以上振りに会う。私はすぐに気がついて手を振ったけれど、彼女たちはそれぞれが、手は振ってみたものの私とははっきりと分からずに、近くまで寄って来てから私の名を呼んで確認していた。髪もだいぶ伸びたし、服装も普段と違うので、2人とも「えぇ~!全然違う!」とビックリ。ふふふふ、この反応は快感かも。早めに待ち合わせたので開店を待つ間、「どうやって変わったの?」と質問の嵐。「ふふふ、実はいい治療院を見つけてね」と早速宮医堂の宣伝活動。

目標にしていたワンピースは残念ながら似合わなかったけれど、きちんとしたシャツとパンツに身を包み、ホテルのダイニングで食事ができることも嬉しかったし、何より友達の反応を見て、「ああ、頑張ってよかったな」としみじみ思った。努力の結果を認めてもらえると、また次への励みになる。

「今日は思う存分食べさせて頂きます!」と宣言して、11:30から15:00まで、心ゆくまで食事と会話を楽しんだ。和食・洋食・アジアン・デザートと4ブースをフルに回って、それでも炭水化物は極力避けてパクパク・パクパク。ブッフェはちょっとずついろいろな物を食べられるから嬉しい。

治療を始めた12月は本当に野菜中心で夕食も食べなかったから、会社でのお昼のみ、1日1食が普通だった。お弁当の内容は茹で野菜とトマト。お弁当を持っていかない時は、コンビニでサラダを買った。主人の夕食を作る時も、味見は汁をちょっとなめる程度。目の前で食べるのを見ていても、平気だった。

今月も昼は外食をしたことも多かったけれどご飯やパスタは避け、夜食べない習慣は持続できたから、もしかしてあんなに食いしん坊だった私が食に対して固執しなくなったのか?と思っていたけれど、いやいやどうして、まだまだ健在だった。残念ながらというか、やはり私らしいというか。食べる物を気にしないで長時間ゆっくりと楽しめて大満足。友達もこのブッフェの雰囲気に大満足で、予約した甲斐があった。

家に帰ってお腹が落ちついてから、お化粧を落としてフィットネスへ。食べたら動くことを習慣にしたい。

1/27(日)体重66.6kg 脂肪38.1%

10時半に渋谷へ。朝ということもあるかもしれないが、昨日あんなに食べたのに体重は減っていた。脂肪は増えても仕方ないか。デザートも結構食べたしね。治療が終わってから高尾山へ。ケーブルカーやリフトを使わずハイキングコースを登ると1時間ちょっとの良い運動になる。全行程ほぼ登りのみで、最後には200段以上の階段が待っている。きついけれど登りきった頂上で見る富士山は格別だし、汗をかくことが気持ちいいので、体が重かったり気持ちがすっきりしない時は、浄化する目的でひとり黙々と歩く。今日は主人と一緒。節分の豆を買って帰宅。

1/31(木)体重66.7kg 脂肪37.4%

なかなか思うように体重が落ちず体もすっきりしなかった今月だったけれど、昨年最後のデータから振り返ってみれば-4.6kg、脂肪は3.4%減とちゃんと落ちていた。治療開始から約2か月、施術回数35回でトータルは-13.3kg・-8.1%で、内臓年齢は51才まで戻った。でもまだまだ、目標の半分に到達といったところ。それでも根気のないこの私が、よくここまで続けられたものだ。自分を励ます為に、朝体重を量って減っているたびに、主人へ報告し「頑張っているでしょ、エライ?」と褒めてもらうことを催促していた。主人にしてみたら鬱陶しかったかもしれないけれど。「やればできる子なんですよ、褒めれば伸びる子なんですよ」を合言葉に、毎朝志気を高めていた。

何より気力が満ちているから、職場の人にも肌つやが良くなったとよく言われた。施術してからすぐに、髪のツヤが良くなって肌もきれいになったのはわかったけれど、体の内側・気の充実によっても外見って違ってくるんだなと実感。確かに覇気がない人は全体的にくすんで見える。今やたらとアンチエイジングで反老化運動が盛んだけれど、私は本質は違うところにあると思う。体は間違いなく老いていくのだから、上手に付き合って年相応の美しさを楽しむことが大事なのではないか。それにいくら皮をいじっても肝心の中身が相応でなければ意味がない。気が若い人は溌溂として肌ツヤもいい。良い気が満ちていれば年齢に関係なく、人としての美しさがにじみ出てくるのではないかと思う。

「ひとは見た目じゃない」というけれど、私は自分の経験から、やはり見た目は大事だと思う。ずっとそのことに気がつかず、馬鹿にされたり、嫌な思いをするたび相手のせいにしてきた。でも、そう扱われてしまう自分にそもそもの問題があるのだ。いい思いをしたかったら見合う外見になればいい。不当に扱われるのはそれなりの理由が必ずあるのだ。
それからダイエットや美に対する動機は、前向きな気持ちから出たものでないといけないと思う。だいぶ昔に、彼に振られ

「絶対綺麗になってやる」と鏡に向かって呟いたり、荷物を抱えてタクシーを止めようとしてもつかまらなくて同じセリフを言うエステのCMがあった。見返す事を目標に頑張るのは、原動力としてはかなりパワーがあるかもしれないけれど、マイナスな動機だから邪気になりそう。シャンプーのCMじゃないけれど内側から輝く美しさは、やはり良い気の充実にあると思う。邪気は顔に出るし、周りの人には毒となる。

2/8(金)体重64.5kg 脂肪36.3%

今月に入って体がまた痩せモードに入ったのを感じた。何となく今が頑張る時という感覚がわかるようになった。このチャンスは逃せないので、2/2も高尾山へ。のんびりハイキングではなく、黙々と登って自己最短時間の50分で頂上へ。帰りもいつものリフトは使わず1号路を歩いて帰ったが、ずっと下りで歩くのが面倒なので走った。
そう、今週最大の嬉びは、いつの間にか走れる体になっていたことなのだ。フィットネスのトレッドミルでいつもは歩くだけだったけれど、ふと走ってみようと思い速度をアップしてみたところ体がびっくりするほど軽く、息も全然切れない。まだフォームはめちゃくちゃなので楽には走れないけれど、きちんとトレーニングすれば走ることを趣味にすることができるかもしれない。楽しみがまたひとつ増えた。

内臓年齢も49才まで戻った。成果が出やすい時期は、やる気倍増でどこまでも頑張れる。

2/11(月)体重63.3kg 脂肪35.8%

今日は体験で行って以来の池袋で施術。体験時の記録のみなので今までの成果が一目瞭然。

サイズを測ってもらったところ、体験日の家での記録と比べてお腹回りが驚きの20㎝減!まだまだ太いけれど、とりあえずメタボちゃんではなくなった。ヒップが-8㎝、バストと太ももが共に-7㎝だった。お腹回りは目を疑ってもう一度測り直したほど。昨年12/2にここへ来た時は16.7kgの脂肪がついていたのだ。3・4歳児ぐらいの体重かな???? ずっと子供を背負って生活していたのかと思うと、肥満がいかに体にとって恐ろしいものであるかを痛感し、改めてぞっとした。

この治療で私が精神面で楽になったのは、「食べなくてもいい」という言葉だった。私はいつでも「何か食べなくては」という強迫観念を持っている。自分だけではなく主人に対してもそうで、常に「お腹が空いていない?」「夕御飯は何にする?」といった食事に関する心配ばかりしている。主婦として家族の食事の心配をするのは当然かもしれないけれど、時々度を越しているような気がしていた。1食や2食抜いたところで、生死にかかわることは絶対にないのだ。でも私は心配でたまらない。もし前世が本当にあって現世との係わりがあるのだとしたら、私は間違いなく餓死したか、水刺間の女官だったに違いない。

食べることは好きだけれど、何を食べるか、何を作るか考えなければ落ち着かない状態は時に苦痛でもあった。宮医堂に通うようになって、私はこの思考回路から解放された。

炭水化物を抜くダイエット方法でも、ある程度結果は出た。しかしやはり食べる内容に重きを置く方法だから、私の脳内では「食べなくてはいけない」に変換されてしまって、常に食事の心配をしている状態になってしまっていた。

ダイエットと食事制限は切っても切り離せないけれど、食べ物をセーブするはずなのに、逆に、献立や時間・カロリー等、結局食べることを中心に考えてしまうことになっているような気がする。食に対するウエイトが変わらないから、いろんなダイエット法があっても結果定番として何一つ残らないのではないだろうか。「食べない」はずなのに、「必要な栄養素は摂らなくてはいけない」基本事項が、食への固執を更に強めてしまう。

宮医堂では「食べなくていい」。食べることの心配をしなくてもいいのだ。飢えと食糧確保 のストレスから解放されるのは、とても大きな利点だと思う。

2/14(木)体重64.5kg 脂肪35.8%

渋谷の予約が入らなくて、木曜まで空いてしまった。火・水は本当に久しぶりに仕事が終わってからまっすぐ家に帰る。荷物を持っていくのが面倒で、一旦家に帰ってからフィットネスへ行こうと思ったのがいけなかった。すっかり気が緩んで冷蔵庫の残り物を食べてしまった。体重が増えた割に脂肪は変わっていなくてほっとする。11日には偉そうに食への固執について書いたけれど、やっぱり全然断ち切れない。でもそれはそれで私だから、あまり責めずに素直に認めよう。

2/17(日)体重65.6kg 脂肪36.8%

今日は池袋へ。今週3日程思うままに食べてみたら、すぐに体重も脂肪も増えてしまった。

何かを悟ると更に先へ精進するどころか、安心して3歩下がってしまうのが私。しょうがない。先週池袋へ来た時よりも2kg以上重い。体脂肪も1%増。増えてしまったものは仕方がないので、あとはこれ以上戻らないように気をつけなければ。久々に食べたので気持ちは晴れた。ただ食べることで発散する癖が、そう簡単には消えないことがつらい。我慢するのも苦しいし、食べてしまったらその結果に落ち込む。明らかに結果が分かっていて、それでもやってしまう私は、破滅型。根は深い。

リバウンド研究会に参加し、今までの経過を話す。みんな成果に驚いて、頑張りを褒めてくれたけど、全然偉くないんです、私。トホホな女なんですよ、本当は。自分への戒めもこめて、結構辛辣な意見を言ってしまった。でも自分の考えを述べているうちに元気が出てきて、言ったからにはやらなくてはと前向きになれた。参加して良かった。

2/19(火)体重64.1kg 脂肪35.2%

増えたら落とすと決めたので、日・月と頑張ってこの結果。ここが今までの私と変われたところ。お腹が空いていなければ、昼でもお茶のみで済ませる。無理に「食べなくては」と思わない。体にも心にも楽な方法だ。体重がだいぶ落ちたら、体の重さの変化が少しわかるようになった。食べない方が軽くて心地よい。満腹になると、脳は満たされるけれど、体は重くて辛い。脳と体は時に相反する要求をする。最近脳は信じない方がいいかもしれないと疑うようになった。がばいばあちゃんのセリフで、お腹が空くのは「気のせいだ」という笑える話があるけれど、本当にそうかもしれないと思う。逆を言えば脳は騙せるのだ。プラシーボ効果や鏡を使ったリハビリ方法があるように、案外簡単に信じ込むのかも。食べた気になれば、欲求のみを満足させられる。そう考えてフィットネスでトレッドミルに乗る時、食べ物の番組をやっていたら敢えて見るようにしてみた。でぶやで石ちゃんが、大食い特番でギャル曽根が私の代わりに美味しそうなものを食べまくっている間、こちらは歩いたり、走ったりして脂肪燃焼。おお、何て素敵な方法なのだろう。

本当に体が要求している時は、何の迷いも罪悪感もなく口にできる。たぶんそれは必要な分だから。食べようかな、どうしようかなと迷う時は頭だけが欲しがっているようだ。迷ったら食べない。そうきっぱり判断できるようになれたら、だいぶ違うと思う。

2/23(土)体重62.5kg 脂肪35.0%

池袋で全身をやった後、渋谷で美人集中の施術。これがとっても良い。お友達を紹介してチケットをもらったのだ。友人に感謝・感謝。まず翌日のお通じが格段に違う。先に施術を体験したお友達から話は聞いていて、私もわくわくしていたのだけれど、本当にお腹がすっきり、顔も引き締まってツヤツヤになる。だいぶ体が改善されたのか、顔や胸回りを押されてもほとんど痛みがなく、痛くても気持ちいい刺激。全身とダブルで1時間しっかりやってもらうと更に満足だけれど、今日は院長先生にご用があったので、別々になってしまった。

その後地元に戻り、フィットネスでカウンセリング。本格的に走れるようトレーニング方法を確認したくて、お願いする。偶然にも担当してくれたスタッフさんは、元陸上部で中長距離を走っていたとのこと。良い方向へ進んでいる時は本当についていることばかりだ。

体組成測定とバイクで基礎体力をチェック。心肺能力・持久力ともに優れている、らしい。筋肉量のバランスも左右ほぼ対称。入会時に測定した時は左に大きく傾いていたのに、驚き。脂肪は下半身に多いようで、内臓脂肪レベルは標準の枠でも少ない方にデータが出た。あれ、治療院のデータはまだまだのはずだけれど。データは測定方法によって違うから、それぞれで経緯をみればいいか。治療院のデータは下半身の数値に近かった。乗るだけだからかな。フィットネスの機械はグリップも握るので、全身で測る。

最初の目標として10キロマラソンに出られるような体にしたいと話すと、もう走れるくらいの基礎体力はあるとのことなので、日々のトレーニング方法についてアドバイスしてもらう。コツコツ歩いていたら、神様から思いがけないプレゼントを頂いた。最近は自分の体じゃないように、とにかく軽い。動ける。最初は体がバラバラに動いて走りにくかったけれど、ある時両肩がスーッと落ちて胸が開き、自然に楽なフォームがとれた。そうしたら更に走れるようになった。体ってすごいなと、またまた感動。

1時間半ほど汗を流して、エステルームへ。エンダモロジーというセルライト除去の施術を予約した。体重が落ちても思ったよりたるみは出なかったけれど、ちょうど今月まで初回キャンペーンでお得になっていたから、試しに受けてみようと思って。素肌に施術するのかと思いきや、白い全身タイツを渡される。初めての経験に、思わずはしゃぐ。絶対に見せられない姿だからこそ、なおさら楽しい。ローラー、掃除機のような吸引、とんとん叩く3種類ぐらいのパターン。太もも、ふくらはぎはまだ固いので痛いかなと思ったけれど、物足りないぐらいで、20分が終了。あまり強くすると体に負担がかかるとのことで、ちょっと残念だった。家に帰ってチェックしてみると、「あら、細くなった?」という箇所がいくつか。あまり間を空けずに何回かやった方がいいとのことなので、もっと落としてから最終仕上げに集中して通いたい。楽しみがまたまた増えた。励みにして、この先も頑張ろう!

2/26(火)体重62.8kg 脂肪33.6%

土曜の成果か体脂肪がだいぶ落ちて嬉しい。内臓年齢も42才になった。実年齢までもう少し。でも目指せ20代だから、これもまだ半分といったところか。トータルで体重は-17kg、脂肪が-12%。どちらもあと-10を目標に頑張ろう。叶わないと思っていた40kg台も夢ではなくなるかもしれない。

 

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